被害者支援における市民ボランティアの重要性
不慮の犯罪や事故、そして災害などに遭われた被害者とそのご家族の方々は、生きる力をなくしてしまうほどの精神的
ショックを受け、その後に生じる生活上の経済的負担など、多くの困難に直面します。しかし、そうした困難を誰にも相談できないまま、当事者だけが苦しみ、悩み、自らを責めて孤立していくといったケースも多く見られます。
こうした被害者の方々を支え、援助し、日常生活への早期復帰を手助けすることは大変意義のある重要な活動です。当センターは山梨県初の『犯罪被害者等早期援助団体』として支援活動を行っていますが、この活動を支えているのが、市民ボランティアの方々です。当センターではこれまで、第15期生のボランティア支援員を養成。「電話や面接による相談」、「裁判所・検察・医療機関等への付き添い」、「相談及び利用可能な他機関の紹介」などの支援活動に取り組み、被害者やそのご家族の精神的負担等の軽減に大きく貢献することができました。
あなたも、ボランティア支援員となって活動してみませんか。ボランティアを希望される方には、養成講座を受講して、被害者が抱える困難や望ましい支援に関して深く学び、被害者に寄り添うことが期待されます。秘密の厳守など重い責任を求められる活動ですが、同時に、大きなやりがいを感じられる、意義深い活動でもあります。
皆様の参加を心からお待ちしています。
公益社団法人 被害者支援センターやまなし 理事長金丸康信
「ボランティア支援員」養成講座について
当センターでは、ボランティア支援員第16期生を募集しています。-
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ボランティア支援員に応募される方は、犯罪被害者支援講座「公開講座」と併せて「ボランティア支援員第16期生候補者養成講座(支援員養成講座 基礎編)」(全9日)への受講をお申し込みください。 応募書類に必要事項を記入のうえ、「募集要項」の申込書送付先までお送りください。
応募締め切り:令和6年7月17日(当日消印有効)